今年もやってきました。
唯一無二のお菓子!悶絶の美味しさです。
こちらは、焦がしプラリネタイプ。卵白は入っておりません。
*画像1枚目が今回のロットとなります。2枚目以降の画像は以前のロットで現在はプラリネ部分がもっと薄くなりました。
<<最新の味見コメント>>
年々、このプラリネタイプのプラリネ部分が薄くなってきている気がしていたのですが今年はもう、ギリギリつないでいるというくらい衣が薄くてひたすらナッツナッツナッツです。アーモンド60%以上となっていますが、食べた感じは90%くらいナッツでは?と思えてしまいます。
特にこのアッブルストリートに使うアーモンドはノートのアーモンドの中でも特級クラスの大きさのものを使うようで、肉厚なアーモンドの新鮮さとミルキーな風味をダイレクトに感じられます。プラリネがビックリするほどビターなので、甘ったるさが一切ありません。軽いですよ~。(2024年1月7日)
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名 称:トッローネ・アッブルストリート・マンドルレ・エ・ズッケリマスコバード
品 名:ヌガー
製造者:サバディ(シチリア)
原材料:ノート産アーモンド(60%以上)、マスコバド糖、スッラの蜂蜜、オレンジピール
内容量:100g
賞味期限:2024年6月30日
冷暗所で保管してください。
思いっきりのよいビターさがお酒にも合います。この、ずっしり、ギッシリと集まったアーモンドたちの大きなこと!信じられないほど甘く、ミルキーでフレッシュなんです。それをカリッと包み込むキャラメルのほろ苦さ。潔いほどに甘くなく、軽い。あまりにも軽いのです。ぜんぜんべたつきません。
こんなお菓子がイタリアに存在することを、ぜひ皆さんに知って欲しい。プラリネときいて「甘ったるそう…」とひるんではいけません。こんなに潔くビターに仕上げたプラリネ、きっと体験したことのない領域なはずです。アーモンドというナッツに特別な思い入れのあるひとは決して多くはないと思います。でも、このアーモンドを食べていただければその認識が変わることはまず間違いないでしょう。
こちらは4種類あるうちのTorrone abbrustolito con mandorla di Notoノート産アーモンド入り茶色いトッローネ(典型的なヌガー)。プラリネとも呼ばれていますね。フレンチハニーサックルの花のハチミツを使用し、ブラッドオレンジのピールで風味づけしています。とにかくアーモンドの甘さと軽さにびっくりしてくださ!。合わせるナッツによって蜂蜜の種類もピールの柑橘の種類も変えているところもさすがです。
輸入元のヴィナイオータさんの資料には
「賞味期限が6か月と短いため二の足を踏んでいたのですが、そのあまりの美味しさにこれを日本の皆さんに紹介しないのは
犯罪に等しいと考え、輸入を決めました(笑)。別にトッローネ通を自称しているわけでもないので参考にもならないかもしれませんが、こんなに軽いトッローネを僕は食べたことがあり
ません。シモーネ曰く、ナッツ類がたくさん入っていること(その結果、総重量のうち糖分が占める割合が自然と少なくなる)と、砂糖を控えハチミツをたっぷり使っていることが軽さの秘訣だそう。是非皆さんもビックリしてみてください。」とあります。
『Sabadiについて』
2011年にデビューするやいなやイタリア中で話題になった(数々のプレミアも受賞)サバディ。その後たった4年で25ヶ国に輸出されるようになり、ローマだけでも30店舗以上も取扱いがあるというほど勢いに乗っていますが、シモーネさんは伝統的手法を守りつつも最新の技術も一部取り入れ、従来の製法では難しかった保存上の問題をクリアするなど地道な研究もおろそかにしませんでした。伝統だけに縛られなかったこと、チョコレートを作る上で欠かせない重要なファクターであるのにこれまであまりフォーカスされてこなかった砂糖のクオリティーも追い求めたことなど、あらゆる意味におおいて革新的であった彼は、現在はチョコレート界をけん引する存在として各メディアで引っ張りだこですが、圧倒的な素材のクオリティーと突出した技術の陰に、シモーネさんのシチリアという島への深い愛着と憧憬、持続可能な農業に人類の未来をかける熱い想いが、サバディのラインナップにはいたるところで垣間見られます。
北のパドヴァ出身で金融界でバリバリ活躍していたサバイーニ氏を魅了したシチリア島。豊かな自然や農産物だけでなく、そこに暮らすひとびとの伸びやかさや人間くささに、都会で見失いかけていた人としての本来の幸せを見出した彼はがつくるチョコレートやトッローネがすべて、シチリアへのオマージュなのです。