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原 産 国:イタリア
原 材 料:きび砂糖、カカオマス、全粉乳、ヘーゼルナッツ、カカオバター
容 量:50g
賞味期限:2025年6月20日
※開封後は冷蔵庫で保存の上お早めにお召し上がりください。
●本品は果物、ナッツ、大豆レシチン、小麦粉、卵、ヘーゼルナッツ、ピスタチオ、大豆、牛乳を含む商品と共通の設備で製造しています。
<<アンジョリーニ>>
ジョヴァンニ・アンジョリーニ氏はBeans to barの先駆けともいえます。カカオ豆の品質の追求と「誰が食べても分かりやすく美味しいチョコレート」の両立はパティシェとしての経験を持つジョヴァンニならではという気がします。
ジョヴァンニは30年間カカオ一筋。地元のパティスリーで働いたのちにトスカーナのビーントゥバーのパイオニア的存在のチョコレートメーカーでマスターショコラティエとしてカカオ豆と向き合ってきました。
14歳でパティシェを目指しフィレンツェの由緒ある製菓学校でお菓子やペストリー、チョコレートなどの製造を学び23歳の時には地元のポンテデーラという町の格式あるパティスリーに入社。このポンテデーラという町。ピサ県にある人口2万9千人ほどの小さな町でありながらアメデイをはじめイタリアを代表する老舗チョコレート屋さんが4軒もあり、トスカーナの一帯がチョコレートバレーと呼ばれるようになった理由なのだとか。
以後30年間カカオひと筋。世界の権威あるショコラティエや技術者のもとで経験を積みながら数々のオリジナリティあふれるチョコレートを開発し、世界的なプレミアも受賞してきました。
家族の支えのもと2018年に長年の夢であった自らのチョコレートショップ&パティスリーを同ポンテデーラにオープン。飾りつけやパッケージを担当する奥様と息子のアレックスさん、アレックスさんの婚約者アルバさんと一緒に小さな工房とショップをはじめました。
息子さん曰く「パパが自分のお店をオープンした理由はただひとつ。長年積み重ねてきた知識と技術をこのまま世に残さないまま消えてしまうのが嫌だったから」とジョヴァンニの功績を後世に残したいと語っていました。
ジョヴァンニがカカオ豆の品質にこだわって現地でカカオ豆をセレクトしはじめた30年前は、まだ世の中にビーンズトゥバーという概念さえなかったころ。きっとジョヴァンニのこだわりは周りの人には理解されなかったのではないでしょうか?ジョヴァンニがチョコレートについて語る時、いつでも赤道直下のカカオ畑の風景が目に浮かんでいる、ととあるインタビューに書かれていました。
使用するカカオ豆はファインカカオ100%。世界のカカオ豆総生産高のわずか8%に満たない希少なトリニタリオ種(クリオーロとフォラステーロ種の交配種)と、さらに希少で最高の風味を持つとされるクリオーロ種のみ。全7種類のシングルオリジンのカカオから作られます。ベネズエラ産が2種、ペルーとグアテマラ産の2種は有機栽培のもの。ほかにグレナダ、パプアニューギニア、マダガスカル産があり全てフェアトレードのカカオ豆です。
アンジョリーニの特徴としてはブレンドに重きを置いていること。最終的に食べた時の風味のバランスを最優先にしています。
一般的に産地にこだわるビーンズトゥバーのチョコレートが、産地別の特徴やカカオ豆の個性を表現することに注力するあまりともすればインパクトが強すぎて食べやすさやバランスを軽視してしまいがちなのに対し、アンジョリーニのチョコレートはどこまでも食べやすくて食後感が軽く、子供から大人までわかりやすい美味しさがあるように思います。
アンジョリーニのチョコレートは、100%カカオ(ノンシュガー)の板チョコですら、ある種の食べやすささえ感じてしまう。2019年にリリースされたこのチョコレートが7種類のカカオをブレンドして作られていると聞き、驚くと同時に納得感がありました。
それは14歳の時にジョヴァンニが志したパティシェという職業ならではの「食べる人の笑顔が見たい」というシンプルな夢が根底にあるからという気がしてなりません。
文責:福江洋子(ろばの家)
ジョヴァンニ・アンジョリーニ氏はBeans to barの先駆けともいえます。カカオ豆の品質の追求と「誰が食べても分かりやすく美味しいチョコレート」の両立はパティシェとしての経験を持つジョヴァンニならではという気がします。
ジョヴァンニは30年間カカオ一筋。地元のパティスリーで働いたのちにトスカーナのビーントゥバーのパイオニアAmedeiでマスターショコラティエとしてカカオ豆と向き合ってきました。
14歳でパティシェを目指しフィレンツェの由緒ある製菓学校でお菓子やペストリー、チョコレートなどの製造を学び23歳の時には地元のポンテデーラという町テッシエリ社(のちのアメデイ)に入社。このポンテデーラという町。ピサ県にある人口2万9千人ほどの小さな町でありながらアメデイをはじめイタリアを代表する老舗チョコレート屋さんが4軒もあり、トスカーナの一帯がチョコレートバレーと呼ばれるようになった理由なのだとか。
ジョヴァンニのチョコレートへのパッションにほだされて、テッシエリ家がアメデイを設立したと言われるほどチョコレートにのめりこんでいたようです。以後30年間カカオひと筋。世界の権威あるショコラティエや技術者のもとで経験を積みながらアメデイで数々のチョコレートを開発し、世界的なプレミアも受賞してきました。
家族の支えのもと2018年に長年の夢であった自らのチョコレートショップ&パティスリーを同ポンテデーラにオープン。飾りつけやパッケージを担当する奥様と息子のアレックスさん、アレックスさんの婚約者アルバさんと一緒に小さな工房とショップをはじめました。
息子さん曰く「パパが自分のお店をオープンした理由はただひとつ。長年積み重ねてきた知識と技術をこのまま世に残さないまま消えてしまうのが嫌だったから」とジョヴァンニの功績を後世に残したいと語っていました。
ジョヴァンニがカカオ豆の品質にこだわって現地でカカオ豆をセレクトしはじめた30年前は、まだ世の中にビーンズトゥバーという概念さえなかったころ。きっとジョヴァンニのこだわりは周りの人には理解されなかったのではないでしょうか?ジョヴァンニがチョコレートについて語る時、いつでも赤道直下のカカオ畑の風景が目に浮かんでいる、ととあるインタビューに書かれていました。
使用するカカオ豆はファインカカオ100%。世界のカカオ豆総生産高のわずか8%に満たない希少なトリニタリオ種(クリオーロとフォラステーロ種の交配種)と、さらに希少で最高の風味を持つとされるクリオーロ種のみ。全7種類のシングルオリジンのカカオから作られます。ベネズエラ産が2種、ペルーとグアテマラ産の2種は有機栽培のもの。ほかにグレナダ、パプアニューギニア、マダガスカル産があり全てフェアトレードのカカオ豆です。
アンジョリーニの特徴としてはブレンドに重きを置いていること。最終的に食べた時の風味のバランスを最優先にしています。
一般的に産地にこだわるビーンズトゥバーのチョコレートが、産地別の特徴やカカオ豆の個性を表現することに注力するあまりともすればインパクトが強すぎて食べやすさやバランスを軽視してしまいがちなのに対し、アンジョリーニのチョコレートはどこまでも食べやすくて食後感が軽く、子供から大人までわかりやすい美味しさがあるように思います。
アンジョリーニのチョコレートは、100%カカオ(ノンシュガー)の板チョコですら、ある種の食べやすささえ感じてしまう。2019年にリリースされたこのチョコレートが7種類のカカオをブレンドして作られていると聞き、驚くと同時に納得感がありました。
それは14歳の時にジョヴァンニが志したパティシェという職業ならではの「食べる人の笑顔が見たい」というシンプルな夢が根底にあるからという気がしてなりません。