


このお豆で入れるカフェラテ。美味しいなあ、と飲むたびに思います。もはや、ろばのウチになくてはならない必需品。1日の始まりに『ジャマイカ・カッフェ』です。
イタリア・ヴェネト州ヴェローナに住む、オーナーであるジャンニフラージ氏は、イタリアでもカリスマ的存在の人物。2018
年の12月に亡くなられたと、彼を尊敬する多くのワイン生産者のうちのひとりダリオ・プリンチッチから聞きショックを受けました。今、自然派、ヴァンナチュールと呼ばれる、栽培時にも醸造時にも農薬や添加物、過度な介入を極力排した造りを前提とする生産者のワイン。志を同じくする生産者が集まり、初の見本市を開催した会場にジャマイカ・カッフェのブースがあり、生産者たちがエスプレッソを飲みに集っていたのが懐かしく思い出されます。
ジャマイカカフェは、豆の栽培から収穫まで厳選し、数台しか残っていないヨーロッパ最古のドイツ製焙煎器たったの1台で、熟練した職人の勘を頼りに直火焙煎していました。深入り直前の豆の風味を活かした、(彼らはアーモンド色と呼んでいる)まさに絶妙な、彼独自のピンポイントなタイミングで火を止める。品種は、もちろん全てアラビカ種。通常コーヒー豆は、質をランクで分けるが、一番良い物の中の更に、その中でも希少でクオリティーの高い物だけを厳選しています。それどころか、現地で作り込む所まで入り込んでいる。また、コーヒーは、焙煎後ただちに全て空輸で日本まで運ばれます。
厳選した4種のアラビカ豆を全て手作業で、それぞれ焙煎しブレンド。1950年頃、ジョバンニ・エルビスティ(フラージ氏は、この家系の3代目)により、試行錯誤を重ね生み出された配合。しっかりとして、微かな塩気を帯びながらも柔らかくコクがあり、シャープな酸味。クルミ、はちみつ、チョコレートの芳香。
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品名:レギュラーコーヒー
原材料:コーヒー豆(ブラジル産、ドミニカ共和国産、コスタリカ産、グァテマラ刺産)
内容量:250g
賞味期限:2024年5月31日
保存方法:開封後は密閉容器に移し替えて、高温多湿を避けて保存してください。